アンドー 感想 (ネタバレあり)
実は事前にはそこまで期待してなくて、ローグ・ワンはすごい好きだけどあれはあれで完成されているので、今さらアンドーの前日譚なりスピンオフは別に興味ないというか、蛇足にしかならんだろうとナメていた そして、12話では育ての母であるマーヴァの葬式を軸にアンドーを捕えてアクシスへの手掛かりを掴みたい ISB、アクシスの情報漏洩を恐れる反乱軍はアンドーの抹殺を企み、アンドーは自分のせいで廃人になってしまったビックスを助けに、シリルはなんとか手柄を挙げようと....とそれぞれ思惑がうずまく展開
肝心のマーヴァはドロイドのホログラムを使って住民に蜂起をけしかけるのだが...
帝国軍が盾のバリケードの陣形をつくっているところに楽隊が入場してくるのが映像としてなんだかグッとくるものがあり、ここでなんか感極まってしまった
このシーンがみれただけでここまで伴走してきた甲斐があった
なんで映像作品としてこういうものが作られてるのかっていう作り手たちの美意識というか、パッションが伝わった
オマケで囚人労働で作ってた部品はデス・スターのパーツだったことが明らかになるが、あれそんな手作業のパーツで作ってたんか〜いと 宇宙空間では多脚ロボが作業してたけど、コントロールの難しい囚人よりもドロイドに作業させた方がよかったんじゃね?という気持ちに改めてなった
シリルのことを考えると、もう1シーズンぐらいはやるつもりでいるんだろうか?
権力に抗う様はみていてグッとくるものはあるが、それには犠牲が伴うということが画的にも示されていたようにおもう
斃れた市民の長めのショットがあったり
実際天安門だったり、いろいろなデモ、暴動のニュースで "xx人が死傷" などと "数字になる" わけだが、そこには本当に命を賭している人がいるわけで 自分なんかは死んでまで達成すべき大義などないとおもっているのだが、それはマーヴァ曰く "眠っている" ということなんだろうか...